こんにちは、しろっ子です。
鯉のぼり祭りの発祥の地として有名な熊本の杖立温泉。
昭和レトロな雰囲気をゆったり味わいたいときにおすすめな温泉地です。
そんな杖立温泉には無料の蒸し場があり、自由に地獄蒸しが出来ると聞いて行ってきました。
美味しい地獄蒸しについてレポートしたいと思います!
杖立温泉の地獄蒸しについて
我が家がよく利用する小国町のわいた温泉郷ではなく、今回は福岡県に程近い杖立温泉です。
わいた温泉についてはこちらをどうぞ
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ここ、杖立温泉にも『蒸し場』と呼ばれる地獄蒸しを無料で利用できる場所がいくつか設置してあります。
この蒸し場を利用して、あっつあつの地獄蒸しをその場で食べることができますよ。
どちらかといえば、温泉街にお住いの方々のための共同蒸し場な雰囲気ではあります。
設備もちょっと物足りなく、事前に準備しておいた方がベターな蒸し場です。
それでも、約100℃の温泉の湯気が吹き上がる蒸し場で、あつあつ蒸したての料理を食べるのはこの上ない幸せです。
温泉の熱でうまみが凝縮され、シンプルな素材本来の味を絶妙に引き出してくれます。
そんな地獄蒸し料理、食べてみたくなりませんか!?
杖立温泉について
大分との県境に位置し、福岡からもほど近い場所、山間に湯けむりがのぼる温泉地が杖立温泉です。
昭和な雰囲気がそのまんま残っているような、どこかもの寂しいひっそりとした感じもします。
実は、ものすごーく歴史のある温泉地だそうです。
数多くの神話や伝承が残り、なんと1800年も前(平安時代くらい)からすでに温泉地として存在していたようです。
温泉街は今でも背戸屋(せどや)と呼ばれる狭い路地裏がたくさんあり、懐かしさを感じさせます。
その他に、200円で入浴できる共同湯などもあり、他では味わえないようなまた行きたくなるような、なんとも不思議な温泉街です。
全国的に『鯉のぼり祭り』でも有名ですね。
蒸し場の場所と使い方
温泉街のエリアには4つの共同蒸し場がありました。
ひとつひとつの場所に、蒸し場の地図と使い方の説明が書いてあるので初めてでも見つけることができました。
蒸し場には、せいろが備えてあるだけです。
食材はもちろん、ザルや軍手などの用意が必要です。
水道もないので、材料は洗ってジップロック等に入れて持っていくのがおすすめです。
それをザルに移して、せいろに入れて蓋をして蒸します。
100度近い温泉の湯気がもくもくと沸いていますのでやけどには注意です。
蒸し上がったものを入れるお皿なども用意しておくといいですよ。
シンプルな設備なので、せいろを元に戻して、湯気が上に上がるように蒸し場の吹き出し口に円筒をセットし直せばオッケーです。
ちなみに、地獄蒸し専用の材料販売機があり、24時間利用できます。
場所は観光案内所に近い、橋の下の蒸し場です。
私たちが行った日はゴールデンウィーク。
売り切れていたのか販売機は空っぽでした。
通常は竹ザルにお芋やとうもろこしなど数種類の食材が入って500円で販売されているそうです。
我が家の地獄蒸しお出掛けセット公開
食材
じゃがいも、さつまいも、カボチャ、オクラや空豆、しいたけも美味しいです。
ウインナーや鳥手羽、豚バラ、イカや海老もおすすめ。
卵、等を持っていくことが多いです。
お好みで選らんてくださいね。
おにぎりもあると子どもは喜びます。
調味料
何もなくても素材の味で十分楽しめますが、お塩やマヨネーズがあるとより食べられます。
道具
取り皿、お箸、コップ、レジャーシート
ザル(プラスチックでも耐熱が100度とかであれば大丈夫です)。
軍手、ビニール袋やジップロック、アルミホイル(残ったものやゴミをまとめるのに使えます)。
ざっとこんなものを用意して行っています。
お出掛けでも1食分が外食せずに済ませられるので、経済的だし何よりもヘルシーで美味しいです。
食後は立ち寄り湯や家族風呂に入って杖立プリンもどうぞ
温泉宿は立ち寄り湯や家族風呂の利用もできます。
杖立温泉は温泉プリンでも有名です。
地獄蒸しのあとは、立ち寄り湯に入って『杖立プリン』も食べてみてください。
お店ごとのオリジナルプリンを巡ってみるのも楽しいですよ!
まとめ
地獄蒸しは蒸したてのあつあつをその場で食べられる贅沢な料理。
食材そのもののうま味がぎゅっと濃縮されとっても美味しいです。
温泉地ならではの地獄蒸しをぜひ味わってみてください。